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2016.11.15(Vol.087)
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こんにちは、メルマガ 「こんぱす」です。
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中国事情~上海の風Ⅱ ■ 第86回 □
http://www.captain-inc.com/chugoku.html
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皆さんこんにちは。中国保険ブローカーの嶋倉です。
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今月は次のテーマでお送りします。
まず、今月のテーマですが、私は専門家ではありませんので、自身の生活の中で感じた変化について書きたいと思います。
その点を予めご了承ください。
日本では2012年に著作権法が改正され、特定の違法なダウンロードに対して刑事罰が設けられました。
どういうことかと言うと、「その音楽や動画のファイルが違法にアップロードされた物だと知りながら、ダウンロードした」場合、刑事罰の対象になる可能性があるということです。
これだけインターネットが普及した現在、全ての違法ダウンロードを取り締まることなんてできるのでしょうか。
その部分については疑問が残ります。
中国ではこういった部分が非常に緩く、庶民も常習的に違法ダウンロードを行っていますし、韓国も同じだと聞いたことがあります。
違法ダウンロードの蔓延が原因で韓国のCD市場は縮小してしまい、その為、東方神起、少女時代、BIGBANGなどは日本へ出稼ぎに来ざるを得ない状況になったとも言われています。
少し話が脱線しましたが、こちらに来て、多くの日本人が感じたであろうことですが、中国人は日本のコンテンツが非常に好きであるということ。
その代表格としては「アニメ」と「アダルトビデオ」です。
たまに居酒屋で飲んでいると、隣の見知らぬ中国人が話しかけて来て、これらの話をしてくることがあります。
もはや我々が知らないようなことまで知っています。
当然ですが、彼らが見ているコンテンツはほとんどが違法にアップロードされてたファイルです。
つまり、製作者の意図しない形で違法コンテンツが日本の文化を中国に広げているのです。
私が初めて上海に来た10年前は本当に何でもダウンロードしたい放題で、完全に無法地帯でした。それから様々な出来事がありましたが、基本的には何も変わらず、緩い国のままでした。
しかし、最近になって、少し状況に変化が見え始めています。
中国の経済成長の鈍化は皆さんもご存知の通りですが、こういうことは得てして、成長が収まり、且つ、市場が成熟し始めたときに始まるものです。
具体的にどういう変化が起きているかと言うと、まず違法にアップロードされていた音楽の一部が一切ダウンロードおよびストリーミングできなくなりました。恐らく、レコード会社が国を越えて(もしくは現地法人がこちらで)被害届を出したのでしょう。特に日本の音楽に限定された動きでしたので、そのように推測できます。
これも最近の動きですが、中国の大手ポータルサイト内にあった、日本の漫画がアップされている掲示板が閉鎖されました。
有名な漫画は日本語から中国語に翻訳され、未だにアップされ続けています。
もちろんいけないことですが、翻訳能力の高さには驚かされます。
違う方面で力を発揮してもらいたいものです。
この2つの出来事を見る限り、今までよりも大きな波が来ている気がします。
本当に個人的な感想ですが、10年前から注意深く観察していたので、ある程度自信があります。
但し、ここは中国。日本以上にお国の取り締まりが厳しい場所です。
その為、庶民もそれなりの対策を持っています。誰かが取り締まりにあっても、すぐに新しいアップローダーが出てきます。
この仁義なき戦いは、どのような形で落ち着くのか。
はたまた、このまま鼬ごっこが続くのか。
楽しみに観察を続けていきたいと思います。
それでは今月はこのあたりで失礼します。
「中国では海賊版DVDが普通に売られています。」
※ この写真は参考画像です。
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