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>>>>>メルマガ「こんぱす」2014.11月号<<<< ~グローバルリスクへの対応
2014.12.09(Vol.066)
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こんにちは、メルマガ 「こんぱす」です。
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中国事情~上海の風Ⅱ ■ 第65 回 □
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☆皆さんこんにちは、中国保険ブローカーの嶋倉です。
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今月は次のテーマでお送りします。
「保険の考え方」
辞書やネットなどで保険の意味を調べると以下のような文が出て来ます。
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火災・死亡など偶然に発生する事故によって生じる経済的不安に備えて、多数の者が掛け金を出し合い、それを資金として事故に遭遇した者に一定金額を給付する制度。
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言葉の通り、皆でお金を集めて、誰かが困難に陥ったらそのお金を使って助けようというものです。簡単に言えば万が一の時のための「備え」です。
そして、皆が出し合った掛け金をとりまとめしているのが保険会社です。
とりまとめしているだけでは保険会社は企業として成り立ちませんので、保険会社は皆から集めた掛け金の資金運用を行います。
さもなければ、どこかで大きな自然災害が起きて、多額の保険金を支払えば保険会社は倒産してしまいます。
もちろん保険は制度であってビジネスなので、儲けが無ければいけません。当然、従業員の給料も支払わなければなりません。
少し話が逸れましたが、「備え」をあらかじめ少額の保険料を支払うことにより買っているわけです。そして、この「備え」は企業のリスク管理の観点から見ると、非常に重要です。何でも保険をかけていればいいと言うものではありませんが、まずは企業として最低限(火災保険など)の保険は手配された方が良いでしょう。
中国で営業に回っていると、未だに工場の火災保険すらかけていない企業があります。
そういったときに「ここはそこまでリスクが高くないから」「売上が厳しいから」などの意見をいただきます。
では、「リスクが高くない」については誰の判断でしょうか。
そもそも偶然に発生する事故によって生じる経済的不安に備えての保険です。
特に火災保険などは外来かつ偶然に発生する事故への「備え」です。
過去10年事故が無いからと言ってリスクが高くないということではありません。
もしかしたら、明日発生するかもしれない、もしくは100年後に発生するかもしれない事故に対して準備する「備え」な訳です。
もしも私なら、工場の保険すらかけられない企業では働きたくありません。
なぜなら、企業が保険を手配していないことにより、自分でリスクをかかえなければならなくなるからです。
今の時代、突然どこでどのような自然災害が発生してもおかしくありません。
“万が一”が自分の勤めている企業に降りかかった場合、企業は(自分を含め)従業員を守れるのでしょうか。
先ほど保険会社の話を出しましたが、企業のリスク管理の一部を担っているわけですから、考え方によっては、その企業の一部とも言えます。
そして、事故が起きた際は彼らが動いて保険金の支払いなどを行います。
何が言いたいのかと言うと、お金を払って目に見えない「備え」を買っているわけですが、その手続きや、処理を行うのは“人”だということです。
もちろん企業からすると、保険は安ければ安いほどいいのですが、保険会社もボランティアではないので、保険料にも妥当な価格というものがあります。
企業からすれば事故があったときのために保険をかけるわけですから、保険金が出なければ意味がありません。
もちろん保険金が下りるかどうかの最も大きな要素は事故原因ですが、その事故処理が円滑に進むかは保険会社の担当者の良し悪しにも影響されます。
そのため、実は保険会社との関係は非常に重要であり、保険会社との関係構築もリスク管理の一部と言えるでしょう。
そもそも保険を金融商品だと考えると、高いお金を出せば(サービス等を含めた)良い保障が買えるはずで、その逆も然りです。
つまり保険は安ければ安いというものでも無いという側面を持っています。
そのお手伝いをしているという意味で、我々保険ブローカーの存在意義もそこにあるのではないかと思います。
このメルマガをご覧の皆様、ご自身のお勤めになっている企業の保険はどのようになっているかご存知ですか?
それでは今月はこのあたりで失礼します。
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「レストランなどで良く見かけるこれ。衛生面など食品の安全度を表しています。」
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