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>>>>>メルマガ「こんぱす」2014.10月号<<<< ~グローバルリスクへの対応
2014.10.31(Vol.065)
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こんにちは、メルマガ 「こんぱす」です。
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中国事情~上海の風Ⅱ ■ 第64 回 □
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☆皆さんこんにちは、中国保険ブローカーの嶋倉です。
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今月は次のテーマでお送りします。
「食への意識」
中国の料理と言えばもちろん中華料理で、日本でも比較的好まれて食される料理の1つです。
しかし、一方で中国産の食材または食品へのイメージは決して良くありません。その理由としては、冷凍餃子への毒物混入事件や、最近のマクドナルドの使用期限切れ鶏肉問題など、社会問題になるような事件が過去に何度も起きているからではないでしょうか。
中国にはその他にも農薬や土壌汚染など、数えきれないくらいの問題があり、そもそも市場で売られている食材が安全なのか、そうではないのかもはっきりとはわかりません。
中国の人はそのほとんどの人が中国産の食材や、食品を食べて生活をしていますが、実際にはどの程度、安全性に気を使っているのでしょうか。
マクドナルドの問題が騒がれたのは今年の7月で最近の出来事でしたが、最近は中国でも食に限らず、食を含めた健康に対する意識が高まってきています。その流れもあり、ニュースが流れた後は一時的にマクドナルドやケンタッキーなどファストフードを買い求める人は少なくなっていました。
実際、健康に気を使っている人は多いですが、その方法や理由は様々で統一性がありません。なぜ××は安全ではないのか、なぜ○○は体に良いのかという問いに答えられる人は意外と多くありません。いずれにせよ収入が多くなってきて、健康への意識が急激に高まっているのは確かです。
最近私がある牛丼チェーン店で食事をしていると、隣に自分の丼を待っている男性がいました。何かをじっと見ているので、視線の先を見てみると厨房でどのように牛丼が作られているのかをチェックしていました。
そして、「今落ちた肉を手で乗せただろう」と騒ぎ出しました。
確かにその行為自体は問題があることですが、従業員はビニール手袋をしていましたし、恐らく調理台も衛生的だったと思います。正直私であれば気にならないレベルです。なぜなら、そんなことを気にしていたら全ての料理が怖くて食べられないからです。
ただし、ここで注目したいのはこの男性が初めから注意深く厨房を覗いていたという、その食に対する意識の高さです。私のイメージでは中国の人はその料理がどのように作られているかはあまり気にしていないと思っていましたし、実際にそんなことを気にしている人に出会ったことが無かったからです。
今後、食に対する意識は更に高まっていくと思います。今もそうですが、富裕層に限らず、少し収入が高い人たちは、国産よりも海外からの輸入食品を買い求めています。当然中国国内メーカーも品質を向上させていくしかないのですが、当然ながら一朝一夕でできることではありません。
現場で作業している従業員の教育、それらを管理する管理者の育成が急務だと思います。食品は直接口に入る製品なので、一旦事故が起きてしまうと信用回復は容易ではありません。
故に事故が起きる前からしっかりとリスク管理をしておかなければなりません。
消費者の健康意識の向上スピードは非常に速く、そのニーズに供給者の対応が間に合うか、今後の食品市場は非常に興味深いものとなりそうです。
それでは今月はこのあたりで失礼します。
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「レストランなどで良く見かけるこれ。衛生面など食品の安全度を表しています。」
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